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【春日小学校の「お弁当の日」の取り組み】

「お弁当の日」とは2001年、香川県の小学校で竹下和男校長(当時)が子どもが自分でお弁当を作って学校に持ってくるという取り組みです。
春日小学校でも今年度この取り組みを通じ、子どもたちは感謝の心を知り、自己肯定力を育て、失敗の中から多くを学び、生きる力を身に付けていってほしいと思っています。

学校では10月16日(水)の「お弁当の日」に向けて、7月に「おにぎりの日」として給食のご飯をラップに包んでおにぎりを作ったり、9月には「お弁当箱の日」として給食を自分のお弁当箱に詰める練習をしたりと給食の時間に段階的に進めてきました。

そして、本番の「お弁当の日」には子ども達自身でやる事を決め、まず経験してみることから始めたいと思います。
子ども達には以下の4項目から選んでもらいました。

・作ってもらったものを自分で弁当箱につめる。
・作ってもらったものを自分で弁当箱につめるが、自分で1品作る。
・作ってもらったものを自分で弁当箱につめるが、自分で2品以上作る。
・全部自分で作る

子ども達が、上手に出来る出来ない・キレイに出来る出来ないは別として、保護者の皆さんは子ども達を見守っていただければと思います。

【『お弁当の日』の目的は?】

お弁当を自分で作らないといけないと思うと、なんだか気重になるかもしれませんが、『お弁当の日』の目的は、立派なお弁当を仕上げることが目的ではありません。
お弁当はあくまで「自立」し「命への感謝と気づき」を得るための手段です。

お母さんが30分かけて作った料理には、お母さんの30分ぶんの命が入っている。
命ある時間は限られている。
誰かのために何かをするということは、その人に命を分け与えている。
少し大げさかも知れませんが、子ども達はお弁当を自分で作るうちに無意識でその思いを受け取ります。

これは、「お弁当の日」を始めた竹下先生の言葉です。

『「お弁当の日」を実施すると親のない子、貧しい子、施設にいる子などは他の子供達のお弁当を見て「自分はひとりぼっちだ」という思いを強くしかわいそうなのではないか』

といった質問も多いそうですが、

『そこは周囲の誰かが必ず手を差し伸べてくれるものです。
お弁当の日を実施すれば「自分はひとりぼっちではない」と気づくことができる。
「ひとりぼっちではない」ことを教えるために弁当の日はあるのです』

とも言っています。

自分でお弁当を作ることによって
「今まで自分のために作ってくれていた食事はこんなに大変だったんだ」と言う「気づき」と作ってくれていた人への「感謝」をこの「お弁当の日」を通じて感じてほしいと思います。

※竹下先生が平成14年度滝宮小学校の卒業生に贈った言葉はこちらから見ることができます。

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