小さな行動の積み重ね

九州地方も各地で今季一番の寒さとなる中、いよいよ春日小学校の第124回運動会が近づいてきました。29日(水)、運動場で第2回の全体練習が行われました。練習の開始時刻は少し遅れたのですが、子供たちは全員が揃うまで姿勢を正して静かに待つことができ、先生の話をよく聴きながら、開会式や閉会式での体の向きや礼の仕方を確認することができました。春日小学校では、教育目標「地域を愛し、たくましく生き抜く子どもの育成」を目指し、本年度は「よく聴き合う子どもの育成」に取り組んでいます。運動会では、「かすがっ子」の子供たちに「がんばりぬくたくましい」姿を見せてほしいと願っています。「がんばりぬくたくましい」姿が表れるのは、演技や競技をする場面だけではありません。4月からこれまで、先生や友達の話をよく聴こうとしてきたこと、各学年や学級の友達と助け合ってきたこと、時間になると黙って掃除を始めていること、他の教室の友達に迷惑をかけないように教室と特別教室の間の廊下や階段を静かに歩いて移動していることなど、周りの人を大切にする小さな行動の積み重ねが、最後まであきらめずにやり遂げる「がんばりぬくたくましい」姿として表れます。地域や保護者の皆様におかれましては、演技や競技、係の仕事を全力で行う姿、仲間の頑張りを力一杯応援する姿など、子供たちがそれぞれの目標やめあてに向かって最後まで全力で取り組む姿をご覧いただき、ご声援をいただければと思います。