平和・仲間・支えてくれる人

12月12日(金)、6年生は修学旅行の解団式を行いました。修学旅行のめあて(「平和」「仲間」「支えてくれる人」の大切さを知れる修学旅行にしよう!)は、子どもたちが自分たちで作り上げたものです。解団式では、仲間を代表した3名が、このめあてに沿いながらそれぞれの言葉で修学旅行を振り返りました。

◆私は「平和の大切さ」を知ることができました。学習を通して、原爆で多くの人が命を落としてしまったことを知りました。今後、同じ過ちを繰り返し、再び多くの人が命を落としてしまうことがあってはいけません。まず、私たちにできることは、家族や友達など、周りの人を大切にすることです。言葉遣いを改め、ふわふわ言葉を使うようにします。「平和な世の中をつくる主人公になる」ために、私は自分にできることを率先して行い、「身近な平和」をつくっていきます。

◆私は「仲間の大切さ」を知ることができました。最初は、班のみんなをうまくまとめることができずに不安が多かったのですが、たくさんの仲間に相談すると一緒に悩んでくれました。そこで「自分の意見をしっかりと伝えること」や「まわりの人の意見をしっかりと聴くこと」が大切だと気付きました。班のみんなで活動するときには、わからない人がいれば教え合う仲間の姿がありました。相手のことを思い合える班やクラスの仲間は、いつも自分に元気をくれました。

◆私は「支えてくれる人の大切さ」を知ることができました。まず、出発前に準備を手伝い、送り出してくれた家族に心から感謝します。母は、班長にチャレンジする私の背中を押してくれました。おかげで、班のみんなをしっかりとまとめることができ、自信がつきました。また、様々な先生のアドバイスにより、周りに流されずに自分の意見をしっかりと持つことができ、周りの意見も大切にしつつ、自分の意見も出すことができる新たな自分に出会うことができました。

6年生の子どもたちが、これから卒業に向かって、修学旅行での経験や学びを毎日の学校生活に生かしていくことを願っています。子供たちの楽しい思い出づくりと学びを支えていただいた保護者の皆様に心より感謝いたします。