意味を考え気持ちを込めて

秋分の日を迎え、朝晩はようやく涼しさを感じることができるようになってきました。9月19日(金)、「『伝えよう!愛』あいさつキャンペーン」の第2回を行いました。校門付近に、保護者の皆様や児童、春日中学校の生徒の皆さんも参加して、登校してくる子供たちに「おはようございます!」と気持ちのよいあいさつをしていきます。温かい「あいさつの輪」に包まれた子供たちは、うれしそうに教室へと向かっていきます。

4月にもお伝えしましたが、このキャンペーンは、春日市全ての小中学校でいじめを無くす運動の一環として行われているものです。本年度は学校だけではなく、「学校・家庭・地域で」自分からあいさつができる子供たちの姿を目指しています。あいさつは他者を尊重するコミュニケーションの基盤です。気持ちのよいあいさつは相手の心に気持ちのよさを伝えることができます。この日は、給食の時間にも全校放送で、「食事のあいさつ」について考えました。「いただきます」は食事でいただいている命への感謝の気持ちを表しています。「ごちそうさま」は、食事ができるまでにかかわってくださった全ての方々への感謝の気持ちを表す言葉です。子供たちは、意味を考え気持ちを込めてあいさつをすることの大切さを知ることができました。

各ご家庭でも、引き続き、お子様との「おはよう」「おやすみ」「いただきます」などのあいさつをしっかりと交わしていただき、子供たちが自分からあいさつができる姿を支えていただければと思います。実りの秋、学校だけではなく、家庭、地域でも自分からあいさつができる子供の姿を目指していくことで、温かい「あいさつの輪」がますます広がっていくことを願っています。