自分の命を守る行動

7月の終わり頃、カムチャツカ半島の近くで巨大な地震が発生し、日本各地に「津波警報」が出されました。昨年の能登半島の震災では、被災された方々の役に立ちたいという児童運営委員会の子供たちの発案で募金を呼びかけ、ご協力いただいた義援金を石川県へ送りました。地震はいつどこで起きるかわかりません。9月12日(金)、地震発生後に給食室から火災が発生したという想定で避難訓練を行いました。今回は、JRC委員会の子供たちから事前に安全な避難の仕方についての放送を視聴し、各学級で担任から話をしています。教室にいた子供たちは、姿勢を低くして頭や体を守るため机の下にかくれ、揺れが収まるまで動かないこと、揺れが収まってからは「おさない、走らない、しゃべらない、もどらない」ことを意識して避難し、その後の話もよく聴いていました。しかし、地震は突然に起きます。もちろん教室にいる時に発生するとは限りません。子供たちには、地震が起こったら、自分で「物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない」場所を見付けて、自分の命を守る行動をすることを話しています。ご家庭でも学校以外の場所で大きな地震に出遭った時はどうするのか、どこかで待ち合わせるようにするかなど、想定される事例をいくつか挙げながら話し合う時間をもっていただければと思います。災害に対する日頃の備えをしっかりして被害を最小限に食い止めることが必要です。