I spy something・・・
9月8日(月)、4年生の外国語活動の学習の様子を観ました。中学年の子供たちの外国語活動では、外国語による聞くこと、話すことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育成することを目指しています。4年生の教室では、学習のめあて「身近にある文房具を英語で言えるようになろう」を確認し、身の回りの物(glue stick, scissors, pen, stapler, magnet, marker, pencil sharpener, pencil caseなど)の言い方や日常生活で使う表現(Do you have (a pen)? Yes, I do. / No, I don’t.など)について学習します。この日、子供たちが取り組んでいた「I spyゲーム」は、問題を出す側の児童が文房具を一つ選び、その文房具の色についてI spy something blue.(青いもの、なあに?)などと言うヒントを手掛かりに、相手の児童が選んだ文房具を当てるゲームです。子供たちはこのようなゲームを通し、楽しみながら身の回りの物の言い方や表現に慣れ親しんでいきます。授業では、子供たちが自分の質問している相手の様子をよく見ながら話している姿が印象的でした。特に中学年の外国語活動では、聞き手の理解の状況を確認しながら話しているか、相手に反応しながら聞き続けようとしているかなどの「相手への配慮」が大切にされているのです。子供たちが、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむことを通して、自信をもって言語活動に臨めるようになることを期待しています。